2011年6月10日金曜日

ANALOG FUTURE

どーも、LINDAです。
最近告知続きやったしで今回はBlogらしくどーでも良いことを。。。w


今更語るまでもないけど、時代はネットレーベル全盛。
日本でも世界でも皆基本的にフリーでネットレーベルからリリースしてみたり、個人のホームページやBlogなんかでサクッと音源を公開してみたり。
他にも、iTunesだったり、Beatport、Juno、更にはAmazonまでと、MP3のダウンロード販売もポピュラーになってきて。

いやー、ホンマに便利。
この前もBeatportで日本じゃ手に入りにくいであろうElectroやDubstepの音源を買い漁ったりしてました。


ただまあ、懐古主義者と言われてしまうと反論も難しいねんけど、どうしても"パッケージフェチ"みたいなとこ、あんねんなあ。


音源も手に入るなら極力CDで欲しいし、、、あ、俺この界隈じゃ珍しいんやろうけど、タンテ持ってないんよねw


やっぱり、アートワーク、ライナー、帯、プラスティックやデジパックのケース、で、盤があって、それを所持してラックに並べてやっと満足!みたいなねw
流石にMP3データには魂が込もってない!みたいな事は言わんけど、データでは所有欲を満たせないってのが正直あります。
(世の中にはWAVには魂が込もってるけどMP3には込もってないとか言う人もおるみたいで、こだわりはそれぞれやなーと思わされるねw)


その影響もあって、今じゃBlogで簡単にWEBマガジンなんかも作れるんやけど、やっぱり雑誌というものには物凄く憧れます。
紙媒体なんて特にそう!あの休日延々と散歩して、適当な本屋をふらっと周って面白そうな本を買い、近くのカフェでお茶して足の疲れをとりながら買ったばかりの本を読むあの感じ、あの紙をめくる感触、あのペラッていう音。
何もかもが、携帯で読めるBlogやiPadとかの電子書籍じゃ絶対に味わえないんよね。
音楽はCDでもMP3にしてiPodに突っ込んじゃえば同じっちゃあ同じやけど、本なんか絶対に違うもんね。


今や1億ウン千万人総ライター時代だとか言うけれど、やっぱBlogとかにちょろっと書くのとは絶対に違うものが本にはあると思うんやけど、実際に本を書くとなると、それこそ職業としてのライターにならないと、、、っていうのが今までの考え。

今回の投稿のタイトルがANALOG FUTUREであるように、実はこの辺も物凄く進化してる。俺も最近知ったんやけどねw


今はZINEやリトルプレスと呼ばれる、個人や少数で製作される雑誌がちょっとしたブームを巻き起こしていて、それ専門のショップなんかも東京や大阪にはちょくちょくOPENしてきてたりする。
これはもう単純に安価で高機能なPCやプリンターが手に入るようになったから個人で印刷してホチキスで止めて、とできるようになったのも1つだし、それがあるからこそ印刷所もかなり安く冊子を作ってくれたりする事が背景にあるみたい。


俺も先日、大阪・中崎町にあるZINE専門店(!)であるBooks DANTALIONさんに遊びに行ってきました。

Books DANTALION :
http://www.books-dantalion.com/

色々なZINEを手に取って読んでみたけれど、全てに言える事が、言い方は悪いけれど、それぞれZINEを作ってる人達は儲けれるワケがないのに(笑)気合入れて製作して委託して、とやってるわけだから、それぞれの雑誌から迸る情熱や勢いがハンパ無いということ。
もう、そのZINEで扱ってるテーマが好きで好きでどうしようもない、というオーラが紙面から溢れ出てきてる。


こういう利益を見込めないのに、好きだから関係無いんだ!というリスク度外視のリリースというのは、ZINEにしても音楽にしても、いわゆるUNDERGROUNDと呼ばれるカルチャーが他には無い魅力を放つ要因の1つ、、、というよりは中核を成すものであると思うし、金銭を求めないからこそ100%のリアルを伝える事ができると思う。


それならBlogやインターネットでも書けるし、と思うだろうけど、全員がそうじゃないにしても、インターネットはアップした瞬間に世界中に公開され、レスポンスがある分、色んな打算が働いて、思い通り書けない人や、繕って書く人も多いというのもある。
変な話、俺もアルバム出したから思うんだけども、赤字でも何でもござれのリスク負ってる分、それが免罪符に感じられてやりたい事がやりたい放題でできちゃったりするんよねww


一昔前なら製作することも、流通させることも物凄く苦労した紙媒体も、今では随分と簡単になり、身近になった。
音楽も文章もデジタル化する事で未来に繋がって行ってるように思うけれど、実はアナログはアナログのままで繋がって行く未来もあるんだよ、という事を今回思わされました。



いやーしかし堅苦しい文章じゃなくラフーな感じで書くと、こういうUNDERGROUND MEDIAは本当に情熱が迸ってるから面白いし、自分も読んだり聴いたりが大好きやからホンマGRINDCIRCUSでも作りたいわww

やるなら名前はもう決まってるけどね~。


"THIRDEYE MAGAZINE"


果たしてRELEASEできるかどうか、、、いや、無理やろうけどw
いつかはやってみたい!!!