2011年9月8日木曜日

merupoの「マイナー曲と言わないで」 Track.5

こんにちは!好きな助っ人外人は元オリックス・バファローズのチャド・アレンです。merupoです。
まずは、遅くなりましたがRAVEELING Vol.03、GRINDISCO TOKYO、GRINDISCO OSAKAに遊びに来ていただいてありがとうございました!
自分としては、全体的に最低限のDJは出来たとは思いますが、それでもまだまだ努力する余地はあったなー、と思いました。イベント自体はとても楽しかったので、これからのモチベーションにも繋がる日々だったと思います。改めて、関係者の皆さん、遊びに来ていただいた皆さんありがとうございました!

さて、本題ですが今回紹介する曲は「Jon Doe- Afghanistan」という曲です。ジャンルはHardscapeです。
「え?Hardscapeって何?」という方もおられるかと思われます。というか詳しい人がいたら僕が教えて欲しいくらいです。
このHardscapeなるジャンルですが、これは僕が敬愛してやまないUKのアーティストである「CLSM」 という人たちが提唱しているジャンルなのです。
では、具体的にどんな音なのでしょうか。実際に聴いてみましょう。




                                   Jon Doe- Afghanistan  




大体、BPMは160~170の範囲に収まり、ハードトランスを速くして、アシッド成分とサイドチェイン処理をマシマシにした感じなんでしょうか。どうなんでしょうか。なんだかよく分かりませんが格好いいことは確かです←

さて、そんなHardscapeですが、残念なことに現在ほぼ瀕死なジャンルでございます……。
理由は単純にして明快。作る人がいないんです。
CLSM自体、結構ハードコアでも独自路線を貫く作風が多いのですがHardscapeはそれに輪をかけた感じというのでしょうか。とにかく作る人がいません。数えるくらいしかいません。
その、数少ない作ってる人もサブジャンルとして作っている場合がほとんど、というかみんなそうなんだと思われます。提唱したCLSM自身がサブジャンルとして作ってるし。
もう一つ理由を挙げるとすれば、ジャンル名として独立できるほど、他ジャンルと差別化できなかった、というのもあるかと思われます。「遅いFreeformでいいじゃん」といわれればそうなのかもしれません……(^p^)
 
そんな始まる前から終わってた感のあるHardscapeですが、早回しすればUKハードコアやFreeformに、遅くすればハードトランスに、あるいはそれらのジャンルの架け橋にと、面白い使い方はたくさんあると思うので、是非存在を知って欲しいところです。そして日本からもHardscapeを!道は険しすぎますけどね←

超絶な腕前を持つハードコアDJであるDJ CottsさんもHardscapeのDJ Mixをあげているので気になった方は是非!



「音源欲しいなー」という奇特な方はCLSMの公式サイトより購入しましょう。
Back Catalogue→Hardscapeよりどうぞ!
http://www.moas.co.uk/